体内のカリウム含有量

人のカラダにおいてカリウム(K)は、全血液で200mg/dl(デシリットル)、血漿では20mg/dl、神経組織では530mg/dlまた細胞では44mg/dl、筋肉組織では300mg/dl程度といわれています。

カリウムの役割

カリウムの主な役割は
  • 細胞内液の酸と塩基のバランスを整えます。
  • 細胞内液の浸透圧を調整します。
  • 筋収縮および神経の刺激伝達を助けます。
  • タンパク質等の合成の補助などをします。

このうち筋収縮および神経の刺激伝達に関しては、筋収縮の際、アクトミオシン・ATP系にカリウムが不可欠です。

神経刺激伝達の際に細胞内のカリウムが細胞外液に遊離しますので、カリウム濃度のわずかな上昇により、生態の信号伝達(電気パルス)が止まり、筋肉の収縮も行われなくなります。

カリウムは主としてりんやタンパク質と結合し細胞内液に多量に含まれ、外液のナトリウムイオンとの間で酸、塩基性(田川ペーハー)のバランス調整を行っています。

この場合、細胞膜を通過する元素間にはナトリウムイオンとカリウムイオンが関係しています。

血液中のカリウム濃度の影響

さらに血液中のカリウム濃度が上がり、正常値の3倍程度になると心臓が停止します。

このようにカリウムは命に直結した重要なミネラルなのです。

カリウムの許容範囲は狭い

また、カリウムは細胞や体液にカリウムイオンとして存在し、その許容量が他のミネラルに比べて、きわめて狭いのが特徴です。

ちなみに健康な人のカリウムの正常範囲は3.6〜5.0mモル/リットルです。

低カリウム血症とは

カリウム摂取不足が続くと、低カリウム血痕となり、筋肉の脱力感、頻脈、心拡張などの症状が現れますが、ある種の利尿剤投与でもカリウム
不足になり、その場合、カリウム補給の投与が併用されます。

カリウム(K)の特徴

  • アルカリ金属元素である
  • 極めて反応性が強い
  • 自然界に1価の陽イオン化合物として存在する
  • 単体では存在しない
  • 地殻中の存在量は比較的多いが、ナトリウムとほぼ同量である
  • 塩化カリウムの埋蔵量は地球全体で約100億トンといわれている
  • 銀白色の軟らかい金属で、低温ではもろくなる
  • 空気中に放置すれば、水分や酸素と反応して水酸化物の膜ができる
  • 電気伝導性と熱伝導性を有する
  • 水と激しく反応し、水素を発生させる

水との科学反応式
 2K+H2O(水)=2KOH+H2(水素)
大量の水素が発生し、大気中では更に酸素とも爆発的に反応し、単体としての取り扱いが極めて難しい。


高血圧の食事として

カリウムの含有量は、心臓の活動に直結しています。

この事から、高血圧によって心臓の活動が低下している時には、カリウムの限界濃度を超えない様に、高血圧の食事に配慮する必要があります。

カリウムを多く含む野菜

心臓の機能が低下しているなどで、医師によってカリウムを含む食事を控える様に指導されている場合には、一般に健康に良いとされる野菜ジュースも控える必要があります。

ただ、心臓が正常な時には、一般にカリウムには、とり過ぎによる体への悪影響の心配はありません。

カリウムを含む野菜例

100g中のカリウム量(mg)
パセリ    1000
ゆり根     740
ふきのとう   740
ほうれんそう  690
おかひじき   680
切りみつ葉   640
黒いも     640
芽キャベツ   610
くわい     600
枝豆      590
あしたば    540
たけのこ    520
糸みつば    500
春菊      460
たらの芽    460
(資料:科学技術庁資源調査会「五訂日本食品標準成分表」より)

血圧を下げるために

血圧を下げるためには、血圧を上げる原因を取り除くと同時に、体内のナトリウムの排せつを促すと、より効果があります。

体にさまざまな好影響をもたらす野菜を積極的に食べましょう。

体に必要な栄養素であるミネラルのうちのひとつのカリウムには、ナトリ
ウムの排せつを促す作用があります。

血圧を安定させるためにも、毎食とりたい食品です。

PR 顔のタルミには、顔のたるみリポコラージュ
T R A C K B A C K
この記事のトラックバックURL
http://www.ljsgh.com/tb.cgi/18

C O M M E N T


Name :
パスワード :
(削除用 : コメント投稿後の修正は不可)
    最大文字数(半角換算)  3000


   プレビュー