米国合同委員会が定めた「高血圧の治療ガイドライン」では、日常生活を改善すると、どれくらい血圧が下がるかを具体的な数値で示しています。
1、減量をする
食べ過ぎと運動不足が、主な肥満の原因です。肥満の人は、BMI値が18.5〜24.9の範囲の適正体重を維持するようにします。
肥満時に10kg落とす毎に、収縮期血圧が5〜20 mmHgがります。
BMI値は、体重(kg)÷(身長(m)X身長(m))で算出します。
BMI値が18.6以上25 末満が適正体重です、これを超えると肥満になります。

2、食事を改善する
野菜や果物、飽和脂肪酸や総脂肪含有量が少ない低脂肪乳製品などを中心に、栄養のバランスのとれた食事をすると、血圧は8〜14mmHg下がります。3、運動をする
有酸素運動と言われる速歩のウォーキングやエアロビクスなどを、毎日30分以上行うと、血庄は4〜9mmHg下がります。【テレビで大ヒット!】洋子の骨盤らくらくウォーキング スパッツ&シェィパー

4、アルコールを制限する
1日に飲むアルコールの摂取量を、男性はビール中びんl本、女性はビール中びん1/2本にすると、血圧は2〜4mmHg下がります。5、食塩の量を制限する
1日の食塩摂取量を、ナトリゥム量として2.4g以下に、塩化ナトリウム量として6g以下に制限すると、血圧は2〜8mmHg下がります。(なお、食塩1g中のナトリウム量は、約400 mgです。)
以上が、米国合同委員会が定めた「高血圧の治療ガイドライン」の内容です。
あくまでも参考値を転載したものですから、正確には原文をご覧下さい。
なお日本では、日本高血庄学会の「高血圧治療ガイドライン」に同様な記載があります。
