高血圧を予防するミカン
ミカンは、ビタミンとミネラルが豊富に含まれ、その中で、ビタミンCとビタミンPが沢山含まれています。
みかんのビタミンC
ビタミンCには、体に侵入したウイルスを撃退する免疫活動に大切な、白血球の働きを強化するため、風邪がひきにくくなり、活性酸素を除去し、動脈硬化を防いで、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞などの血管系の病気を予防すると言われます。
更に、ビタミンCは、血管の収縮をコントロールしている酸化窒素が、活性酸素と結合して血管を収縮させ、血圧の上昇を防ぎます。

ミカンのビタミンP
ビタミンPは、ビタミンに似た働きをする成分の名称で、柑橘類に多いへスペリジン、ルチンなどがあり、ポリフェノールとも呼ばれます。
ミカンに多く含まれているのは、へスペリジンで、実よりも皮や袋、白いスジに多く含まれています。
毛細血管を強化し、血流をよくするので、血圧を下げる効果があります。また、ヘスペリジンは、中性脂肪を減らし、動脈硬化や高血庄を予防します。
高血圧の食事
ミカンのミネラルが高血圧を予防
「みかん」に含まれる、ミネラルには、力リウム、カルシウム、リン、マグネシウム、鉄などを多く含んでおり、カリウムは、血液中のナトリウムを体外に排出して、血圧を低下させる働きがあります。
ミカンのカルシウム
カルシウムは、骨を強化し神経の興奮を鎮め、リンやマグネシウムは、骨を丈夫にして筋肉の働きを高めます。さらにリンは代謝がスムーズに行われるように助けます。
ミカンの香りになっているテルペンとイノシトールは、肝臓に脂肪がたまらないように作用し、コレステロールの代謝を助けて動脈硬化を防ぎ、血圧を下げる作用をすると言われています。
高血圧の食事
ミカンの料理の方法
「高血圧の料理」と言っても、ミカンですから、ジュースとなるでしょう。高血圧に良いと言われる成分が多く含まれているのは、ミカンの実の部分ではなく、皮や筋の部分ですから、ジューサーにかけやすい大きさに刻みます。
ミカンとタンニンが血圧降下作用
高血圧に対して、効率よく血圧を下げる様にするため、レンコンを混ぜます。レンコンには、ビタミンCとタンニンが多く含まれており、タンニンが血圧降下作用があるといわれています。
レンコンを切ると糸を引きますが、これはムチンという成分で、タンパク質の吸収を高める作用があり、また、コレステロール値を下げて、血圧を下げます。
高血圧によいジュースの作り方
ミカン・1個の皮を剥き、レンコン約50gを、ジューサーにかけ易い大きさに刻み、水小々を加えてジュースにします。
「高血圧の食事」としては、朝食前の空腹時に飲むと、栄養分が効率良く吸収されるのではないでしょうか?。
